ブランドネームについて
HOLiiiCは見た目の通り造語で、語源はholicで単体では意味を持ちません。
なぜウエディングブランドのネーミングの土台となったかというと、以前私が海外に滞在したときの大好きな先生の口癖がとても印象強く残っていたのがきっかけとなります。
彼女はパワフルであり繊細、大きな口でいつも笑顔で話す女性でした。そして片手にはいつもベンティサイズのコーヒー。
彼女の口癖は、”みんな今日は何に夢中なるか”。よくI’m cofee holic!ととびきりの笑顔で話してきました。その日の彼女はCoffeeholic。”いつものコーヒー”は、お気に入りのショップで、定員さんと挨拶を交わし、時間に余裕を持って到着できた(いつもギリギリ)、その1日を活気づけてくれた素晴らしいものに。今日はただのモーニングコーヒーではないんです。
私は今まで仕事ばかりに必死で、1日の中で関わる些細な何かに夢中になることにフォーカスしたことがありませんでした。逆に余裕があると何か忘れていないかと心配にすらなったりする始末で、コーヒーは打合せの隙間を埋めてくれる一瞬の嗜好飲料でした。それが、その日の彼女にとっては何よりも大切にする夢中になるものになったんです。同じくスタバで購入したコーヒー片手に、その時私と彼女の一杯の価値の違いを感じました。
夢中という言葉がつくものは、仕事や趣味を長く続けてきてやっと言えるような、特別な言葉だと思っていました。彼女に会って、毎日を幸せにしてくれるものを大切に過ごしてこそ良い未来に繋がるんだと気づき、少しづつ日常の些細なことに関心を持ち、仕事以外のプライベートを充実させていくことができたんです。
このholicという言葉は、前に置く単語によって持つ意味合いが変化しますが、海外の日常でよく使われていたのはポジティブでその人の個性を現すようなイメージでした。日本とは逆の使い方、それが逆に気に入りました。
同じものでも考え方を変えればプラスの出来事に変わる、まさに私が経験した事だからです。まさに自分次第の言葉。
”夢中になる”ということは、私にとってきっかけでありエネルギーであり、生きる意味にさえなり得ます。
ウエディングの一日を迎えるにあたって、あなたのパートナーとぜひウエディングに夢中になってほしい!その意味を込めて、HOLiiiCとネーミングしました。iiiは、形を変えるとキャンドルやサプライズのびっくりマークにもなる、今後のロゴを使った遊び心が詰まっています。
あなたのウエディングが、あなたの長い人生の中でも夢中になったひとつの素晴らしい思い出となりますように。
HOLiiiC Producer
Aya Ban